学研教室の卒業生 内田さん
大学院生
内田和斗
化学の面白さを知って、化学メーカーの道へ
暮らしを支える物作りに関わりたい
現在は修士2回生ですが、2026 年の春から化学系メーカーへの就職が決まっています。大学では、高分子を専門に研究をしていました。プラスチックや繊維などの身近にあるものから、海水を淡水に変える処理膜などのスケールの大きなものまで、幅広く取り扱っている分野です。就職する会社は、世界中に拠点があります。自分の仕事が日本だけでなく、何億もの人の生活を変えられる可能性があるので、多くの人の暮らしを支え、暮らしに影響を与える物作りに関われたらと思い、就職を決めました。
実は、高校時代までは化学に興味がありませんでした。一浪をしていたときに予備校で化学の有名な先生に出会い、その授業に参加して化学の面白さを知り、応用化学課程への進学を決めました。目に見えない分子構造や結合の違いによって物性が決まっていく。そこが化学の面白いところだと思いますし、自分でもいつか新しいモノを作り出せたらと思いました。
同級生と相談しながら学べた学研教室
学研南草津教室には、小学 4 年生から中学 3 年生まで通っていました。小学校時代、小数点の計算ができなくて、子ども心にこのままではどうにもならないと感じたのだと思います。
そこで、母に「塾に行かせてほしい」と頼んで塾を探しました。ちょうど学研教室を開かれる先生が近くにいらっしゃるという話があり、私がその教室の最初の会員になりました。
入ってから数週間は、私と先生のマンツーマンで、時間もたっぷりありましたし、考え方から教えていただきました。自分の性格的に、教室内で点数で順位付けされて、周りと競っていくような塾は合わないだろうと思っていましたので、学研教室のアットホームさや、のちのち入ってきた同級生と相談しながら自由に勉強できる部分も、自分には合っていたと感じています。
先生のご自宅の離れが教室になっていたのですが、とても安心感があり、人見知りな私でも入りやすかったように思います。私自身、学研南草津教室の最初の会員だったということもあり、先生も息子のようにかわいがってくださって、私も先生のことを第二の母親のように思っていました。
▲学研教室に通っていた当時の内田さん
考えることの大切さを教えてもらった
金本先生は、まず自分で考えるようにというスタンスの先生でした。実際にそのとおりにしてみると、「前のプリントで見た図形のような気がする」「この証明が使えるのではないか」と、考え方が閃くことがありました。真剣に取り組むことで、これまでに習ったことが点と点でつながっていくことを実感でき、それが特に面白く感じました。
学研教室に入った当時は、理系は苦手でした。ですが、私は負けず嫌いだったので、わからなかったとしても「「わからない」と言いたくなかったんです。先生も簡単に答えを教えてくれませんし、自分としても聞きに行くのが悔しい。毎日わからないなりに向き合っていくうち、気が付いたら問題を解けるようになっていて、中学を卒業する頃には、まんべんなくどの教科にも取り組めるようになっていました。
また、金本先生ご自身も負けず嫌いで、問題に対して子どもたちのほうが先に回答を閃いたときに、本気で悔しがっていました。先生とも切磋琢磨して学んでいるような空気感もあって、それもとても楽しかったです。
答えが出なくてもあきらめない気持ちを教えてもらえた
先生と学研教室のおかげで、自分で考えることの大切さを学ぶことができました。中学、高校、大学、そして大学院と進むと、自分でなんとかしなければいけないタスクも増えていきます。研究になれば答えの出ないことも多く、その中でもとにかく考えなければならない。答えが出なくても考え続けるという経験を小さい頃から積ませてもらえたので、そこが特に研究に役立っているなと感じます。世界中にインパクトを与えられる可能性のある企業に就職が決まっているので、これからは人の生活が楽にできたり、役立つような物作りに知識を生かしていけたらと思っています。これから就職なので、まだ不安もありますが、期待を持って仕事にも取り組んでいきたいです。