学研教室の卒業生 安部さん

学研教室の卒業生 安部匠さんです

株式会社安部勇建設 一級建築士
安部 匠

これからも知識を身につけていきたい

父と同じ建設業の道へ

私の父は、もともと型枠大工をしており、その後、建設会社を興しました。私は現在、父が経営する会社で働いています。一時期、医師になりたいと考えたこともありましたが、父の仕事を近くで見ていたこともあり、自然と建設業界に進みました。

今は、お客様への住宅や施設のプラン提案から設計監理を担当しています。お客様の思いを汲み取り、それを形にしていく仕事で、お客様と密な打ち合わせを繰り返していきます。大変なこともありますが、最終的に住宅や施設が完成するまでを見届けられるので、やりがいも感じています。

学校で習うこともいち早く教えてくれた学研教室

学研東荘園スタディ教室には、5歳から中学卒業まで通っていました。ふたりの姉が通っていたこともあって、自分も当然通うのだろうという意識だったように思います。私にとって学研教室は、勉強をする塾というイメージではなく、英会話などの習い事と同じ感覚でした。

学研教室では、国語と算数を教えていただきました。そこでの学びのおかげで、子どもの頃から勉強に対する苦手意識がなかったので、とても楽しく通っていました。通うことへの大変さを感じていなかったこともあって、教室の細かな記憶はあまりないのですが、小学校低学年の頃は、学校で習っていなかった「糸」という字を先に学研教室で教えてもらい、グラウンドに棒で「糸」と書いて、「これは糸っていう漢字なんだよ」と同級生に得意げに話していたことを覚えています。

私は学校で習うことを学研教室で先に教えてもらっていたことが多かったので、学校の授業は復習のような感覚でとらえていました。小学校では、テストを終わらせると早めに昼休みに入っていいと言われていましたので、いち早く終わらせて遊んだりもしていましたね。

先生からは言葉の使い方も学びました

学研教室の佐藤先生は、とにかく優しく、たくさん褒めてくださる先生でした。私も褒められたほうがやる気が出るタイプでしたので、褒められたくて、熱心に課題に取り組んでいたように思います。
ただ、先生はどんなときでも優しいというわけではありません。あるとき、自分よりも年下の子が先生に対してあまりよくない言葉づかいをした際には、厳しい口調で指導していることもありました。いつも優しい先生だったのでそのときは驚きましたが、先生の姿を見て言葉の使い方は大事なんだと感じましたし、礼儀を学んだように思います。

学研東荘園スタディ教室では定期的に筆箱や文房具などを先生がくださる機会がありました。継続したときだったのか、課題をたくさんクリアしたからだったのかはおぼろげな記憶しかありませんが、それがモチベーションにも繋がりました。いろいろな種類の文房具を、自分で選ぶことができたのも楽しかったです。

また、同級生のお姉さんや、自分よりも年下の子どもたちも一緒の教室で勉強していたので、学校とは明らかに違った雰囲気だったんです。年齢の違う子たちと交流が持てたことは、いい経験になっていたと思います。

わからない、知らないことを学び続けていきたい

現在の仕事に就いてからも、わからないことや知らないことはたくさんあります。そういったときに、自分が何をわからないのか、何を知らないのかを整理しながら進めていけるのは、学研教室でイチから課題の取り組み方を教えていただけたからだと思っています。

将来的には、父の会社を継ぐことになると思いますので、現在はそのために必要な知識を身につけている最中です。実際に、会社を継いだあとどうしていくのかはその段になってから考えようと思っていて、今はまず目の前のことにしっかりと取り組んでいきたいです。